有機物リサイクルシステムで持続可能な社会を
正和電工株式会社
自然の力で分解できない大量の糞尿は土壌汚染、そして環境破壊へとつながります。正和電工のバイオトイレシリーズはこうした問題の解決に取り組みます。 バイオトイレBio-Luxイメージ バイオトイレBio-Lux国土交通省認定・新技術NETIS No.HK040017-A
   
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正和電工株式会社
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1条1丁目3番2号
TEL:0166-39-7611
FAX:0166-39-7612

メディアに取り上げられた最新の情報・記事の抜粋をご紹介いたします。
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あなたの相談室 犬のフン 始末させる方法は -ごみ入れの設置や資源化の機械も
北海道新聞(2005年11月7日)より抜粋

Q.
私の家の周辺で犬を散歩させている人たちを見かけます。それはいいのですが、路上や公園でフンを始末しないまま平気な人がいます。フンだけが残り、飼い主が分からないので注意しようがありません。よいアイデアがありませんか。
A.
これまでは、いくら役所や社会が騒いでも、結局、飼い主のマナーに行き着き、具体的な妙案がありませんでした。犬が好きな一人として、情けない限りです。
さて、解決法はいくつかあると思います。法律で罰則を作るのも効果があるでしょう。ある自治体では、犬がよく散歩するコースに、フンを捨てられるごみ入れを用意して成功しました。
これを一歩進めた作戦も考えられます。実は、私のいる東京の動物王国では、犬のフンを、資源として利用しています。バクテリアが活躍して処理してくれる機械があり、そこにフンを入れると、見事な有機肥料に変身するのです。
このバイオトイレシステムは旭川の会社が製造しています。道産子として、誇りを持って、来園の皆さんに宣伝しています。
個人でも、自治体でも可能でしょう。バイオトイレ用の原材料として、生ごみとともに犬のフンを利用してはどうでしょう。フンを厄介モノから脱却させることも、重要だと思います。

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おがくずが活躍 臭くないバイオトイレ 家畜用開発 使用後は堆肥に
日本農業新聞(2005年10月6日)より抜粋

 杉などのおがくずを利用して、し尿を分解するバイオトイレの使用済みおがくずを堆肥として評価する動きが出てきた。臭くない、使う水が少なくて済むなどのメリットが浸透し、設置台数が増加。家畜用も開発された。2006年度には、メーカーが公立の研究機関と共同で、おがくず堆肥の効果を実証する試験を始める。
バイオトイレを開発・販売する正和電工の担当者は「家庭用は全国で1300台以上が導入されている。研究機関との実験では、家畜用で私用したおがくずの堆肥成分などを調べたい」と話す。
野菜の堆肥として試しているのは埼玉県の橋本さん。家庭用のバイオトイレを昨年9月から使っており、自家用の野菜畑に使用済みおがくずをまいたところ、生育が良くなったという。「トイレのおがくずの入れ替えは、半年ごとで済む。全く臭くない」とバイオトイレの便利さも実感している。

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バイオトイレ 正和電工(株)人と地球の未来を守る環境革命への挑戦
日本消費経済新聞(2005年10月3日)より抜粋

  1年間に2回から3回、オガクズを交換するだけで、水を使わずに利用できる地球環境にやさしい「バイオトイレ」。
ごく普通のオガクズを活用することで、バイオマス資源を有効活用するとともに、糞尿は土壌改良材や有機肥料など、資源として利用することができる。
同社では、室内用、仮設用、常設用など、用途に合わせてさまざまな形の商品を展開している。

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バイオトイレ、環境賞を受賞
木材学会誌51巻5号付録 ウッディエンス68号(2005年9月25日)より抜粋

  正和電工(株)が、「おが屑をマトリックスとして利用したバイオトイレ」に対して、平成12年に木材学会から技術賞を受賞した。このバイオトイレが、平成17年度の環境賞受賞の栄誉に浴した。また、優秀賞として環境大臣賞もあわせ受賞し、小池百合子環境大臣から楯が正和電工(株)社長の橘井敏弘氏に手渡された。
受賞課題は「おが屑を用いた乾式し尿処理装置の開発」で、正和電工(株)と北海道大学との共同受賞であった。この賞は、今年で第32回を数える環境関係の賞としては最も伝統と権威のある賞である。
21世紀の環境問題を考えるとき、水の保全・涵養が最重要課題として掲げられている。おが屑を利用したドライトイレ(バイオトイレ)は、時代の要請に答えるものとして世に出た。おが屑を人工土壌マトリックスとして用いたバイオトイレの開発意義が広く認められて、今回、環境賞受賞に輝いたことは、木質材料を研究テーマに掲げている木材学会としても栄誉なことであり喜ばしい。
平成16年の夏、旭川の旭山動物園は月間入場者数が日本一に輝いた。なんと、夏場に120万人を超える人々が訪園した。困ったのがトイレ。水洗トイレを増設しようにも、時間がない。この危急を救ったのが、バイオトイレであった。合計27台のバイオトイレが大活躍し、とにかく急場を凌いだ。ポンと置いてコンセントを差し込めば、その場で、臭いのしない快適なトイレが出来上がる。 この簡便性・利便性・快適性が、緊急事態に応える事の出来た最大要因である。震災時などに、被災地で一番困るのがトイレ問題である。上下水道の復活には2〜3カ月かかり、この間、既存のトイレが使えない。このような時にも、バイオトイレは臭気のしない快適な生活を保障し、被災者の心理的負担の軽減に実に有効である。
水を使わない、臭わない、生ゴミも処理出来る、といった特色を有するおが屑を用いたドライトイレ、バイオトイレの今後に注目したい。

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バイオトイレで臭わん汚さん
讀賣新聞(2005年8月23日)より抜粋

  「ほれ、臭いますかな」
し尿処理槽の中からおがくずを手づかみして見せた。全く臭わない。異物もない。これが毎日利用しているトイレの中身なのかと驚くほどだ。
埼玉県秩父市の農業委員、橋本光夫さんは、自宅で昨年から始まったバイオトイレと雑排水浄化システムの実験成果に気を良くしている。
同市と連携して「水と環境を重視する社会システム」を始めたのは三菱商事系のコンサルタント会社IIP。この事業に北海道大学や国立環境研究所など7研究機関も参画している。
バイオトイレは登山用のと原理は同じ。使用後に牛乳ビン2本分の水を流し、おがくずに吸わせる。ヒーターで加熱し、撹拌機でかき回しながら、微生物の力で二酸化炭素と水に分解させる。
また雑排水浄化には土を活用し、汚れの指標となる生物化学的酸素要求量(BOD)などを80%も減らす。悪臭と不衛生を克服し、水を浄化できる、実用レベルの循環システムが確認できた。
窒素、リンをたっぷり含んだおがくずは畑の肥料としても効果を発揮した。同市は来年度から新たに民家2軒にも導入し、徐々に拡大することを考えている。IIPは、さらに使いやすいシステムに改良し、中小都市への普及を図る。
水資源の少ない山間地や地方都市、途上国などで、下水道や合併浄化槽、汲み取り式に代わる新たな切り札として登場する日も遠くはない。
同市は古民家や札所、夜祭りなど江戸情緒を残す街だが、近年、荒川の上流、大棚川の水質が劣化し、ヤマメやウグイ、ホタルが姿を消した。そのヤマメが戻ったのは実験を始めてからのこと。自然は正直だ。
350年前から代々、秩父に住む橋本さんは、「川を汚したままでは先祖に申し訳ない」と悔いる。そんな信念がようやく、実り始めようとしている。

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黒岳バイオトイレ 発電機増やし能力向上
北海道新聞(2005年8月17日)より抜粋

  大雪山系黒岳山頂付近に道が設置したバイオトイレが利用2年目を迎えた。バイオトイレは木造の山小屋風建物。男女兼用で一度に四人が利用できる。利用者が自転車式の装置で便槽内の排泄物とおがくずを撹拌する。トイレ内は特有のにおいもなく、登山者に好評だ。
今年は道が独自に発電機を追加し、計二機でサポート。微生物の活動がより安定したことで、おがくずが劣化して交換する回数が昨年より減っている。9日現在で利用者数は1万人を超え、昨年より一割程度増えたにもかかわらず、おがくずの交換回数は昨年同時期と比べて一回少ない。
トイレを管理する大雪山国立公園上川地区登山道等維持管理連絡協議会によると、昨年は計5回交換した。今年は今月下旬に予定する交換が3回目で、シーズン最後の9月の処理を含めても計4回にとどまる見通しだ。
ただ、1日200人を超える利用ピーク時に、処理能力をオーバーしてしまう問題は、根本的な対応が求められたまま。上川支庁も解決策を模索中だ。排泄物が短期間に集中しておがくずが水浸し状態になると、微生物が活動できなくなる。小便と大便を配管で分けて、尿を一時的に貯蔵タンクにためて、利用が少ない時間帯に徐々に流し込む案が浮上している。配管改修工事などコスト面も含めた具体的な検討が始まった。
この他、利用1回につき200円の協力金の回収率も去年の3割台から今年は4割台に上がっている。
バイオトイレは道内の山岳地帯では初の試み。有効活用への試行錯誤が続けられている。

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旭川観光顕功賞受賞者決まる 夏祭りで授与式
北海道新聞(2005年8月3日)より抜粋

  旭川観光協会は二日までに、本年度の旭川観光顕功賞受賞者を決めた。同賞は旭川の観光振興に貢献した人や団体に贈られる。授与式は四日、旭川夏まつりの開会式で行われる。受賞者と受賞理由は次の通り。
旭川ラーメン村 旭川ラーメンブームの火付け役で、全国から観光客が訪れる名所に成長。今年が開業十年目にあたり、市内のラーメン店八店が営業。
AMP旭川音楽振興会 「おんがくのまち旭川」の充実を目指し、コンサートや新人音楽会などを主催。冬まつり会場での市民大合唱なども行っている。
正和電工株式会社 水を使用せず汲み取りも必要ないバイオトイレを開発した。富士山頂など、観光地や工事現場に納入され、本年度の環境大臣賞・優秀賞を受賞。

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市民の森の「バイオトイレ」好評
日刊マメタイムス(2005年8月1日)より抜粋

  須賀川市教育委員会は、市民の森に「バイオトイレ」を設置した。バイオトイレは正和電工(株)製で、特定非営利活動法人はばたけ21夢飛行が納入し、同教育委員会が設置したもの。特徴として水も使わず、無臭で衛生的、下水道施設も不要で、糞尿が資源になるといった地球に優しいトイレで、仕組みとして、糞尿の水分をオガクズに保水させ加熱し、スクリューで撹拌し、蒸発させる。特別な菌を使用しなくても汚物に含まれている腸内細菌と自然界に生息する微生物の働きで水分と二酸化炭素に分解処理する。
設置後、同施設を利用していた郡山市中央公民館、安積公民館の各少年教室に参加していた人たちから同トイレについて聞いてみると、「とてもエコロジーなトイレで衛生的である」「キャンプ場のトイレは異臭や衛生的に悪かったが、バイオトイレはそれらが無く、今後増えていって欲しい」と、利用者は同トイレ設置にとても喜んでいた。

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市民の森にバイオトイレ 須市教委 環境に優しいオガクズ使用
あぶくま時報(2005年7月27日)より抜粋

  環境問題が叫ばれている今、須賀川市教委は夏や秋に多くの家族連れなどでにぎわう市民の森に、環境に優しいオガクズを使用したバイオトイレを、2カ所ある炊飯所のほぼ真ん中に設置した。これまでのトイレも使用できることから、実質的にトイレ増となる。
バイオトイレの外観はログハウス調で自然あふれる市民の森にマッチしている。正和電工社製で男性用は様式と男性専用トイレの2つ、女性用には洋式が設置されている。
仕組みはトイレを利用したあと、スイッチを入れることで汚物をオガクズに保水させ、加熱しスクリューで撹拌し蒸発させるというもの。
さらにバイオトイレの外と中に対人センサーが設置されているため、トイレに近づいたときとドアを開けてトイレに入ったときに電気がつくようになっている。

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バイオ利用のトイレが自然を守る
月刊アース・ガーディアン(2005年7月号)より抜粋

  2000年夏、富士山では登山者のトイレ問題が深刻な影を落としていた。従来のように垂れ流しでは『世界遺産』になれないことから、バイオ(微生物)を利用したトイレの実証実験が行われた。 バイオトイレのメーカー、「正和電工」の販売店である溝口治氏は、バイオトイレの実証実験をするよう環境省に働きかけたひとり。富士山五合目の須走口で、実験が始まった。
2003年9月、大雪山系黒岳山頂近くで、道内山岳では初めてバイオ活用のトイレが完成。外装はログハウスタイプで、自然環境の中でも違和感がない。しかも、このトイレは太陽光や風力を利用し、環境にも配慮した。
トイレは4室、ペダル式バイオトイレだ。1日約200人分処理可能で、供用期間は毎年6月中旬〜9月下旬だ。背面の排気筒で排気ファンは風まかせ。トイレ内の自転車ペダルはトイレ使用後、使用者自身が撹拌するものだ。
バイオトイレは「水を使わない」ところからの発想。原理は、9割以上が水分のし尿をオガクズに吸収させて加温し、水分を蒸発させる。水分蒸発で、し尿全体量の9割以上は減容できる。残り1割の固形物は、し尿に含まれているバイオで分解。見た目には、オガクズの色が変わるだけに見える。
現在、疲弊した文明社会の住民は「レジャー」という名のもとに次々と自然を破壊しているとも言える。多彩な動植物が悲鳴を上げているのに、鈍感でいいのか。「無責任な自然回帰」のままでいいのか。
バイオトイレの設置は1,300台を超えた。バイオトイレの普及は、無責任文明に対して挑戦しているように見える。

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第32回環境賞で最高の「環境大臣賞・優秀賞」を受賞 正和電工のバイオトイレの“威力”
クォリティ(2005年8月号)より抜粋

 財団法人日立環境財団と日刊工業新聞社が共催の「第32回環境賞」に正和電工と北海道大学が共同開発した「おがくずを用いた乾式し尿処理装置」が選ばれた。小池環境大臣から表彰状を受け取った橘井社長は「さらに研究を進め、バイオトイレを全世界に発信していきたい」と喜んでいた。
環境賞は環境保全に関する科学技術の調査・研究・開発などで具体的成長を上げた企業、団体などに贈られる。
正和電工と北大の協同開発のバイオトイレは、日本でも古くから活用されているおがくずの脱臭効果をトイレに応用して、処理水の放流を不要にした。し尿をおがくずに混ぜて機械的に撹拌し、微生物の働きで分解して、臭気のない有機肥料化を成功させた。これまでで大雪山系黒岳や旭山動物園、富士山山頂、観光地、工事現場で使用された実績が高く評価されており、納入台数は約1,250台。
特に旭山動物園に設置された同社製のバイオトイレは関係者を驚かせた。ユニークな行動展示で全国的な人気を呼んだ同園の入園者は昨年144万人。この殆どのし尿をバイオトイレが処理したからだ。現在は入園者ばかりでなく、飼育動物のし尿や食べ残した餌の処理にバイオトイレを使用することも検討されている。
このバイオトイレは国内以上に、中国やサハリンなどのほか、下水道施設が未整備な東南アジアからも熱い視線を集めている。

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北の大地で輝く 北海道発モノづくり企業
日刊工業新聞(2005年6月24日)より抜粋

 「バイオトイレは年間144万人が来場する旭山動物園でも使われている。“日本一の動物園”が誇る次の“旗”はこのトイレになる」正和電工の橘井敏弘社長は、同社のバイオトイレを地域活性化につなげていく狙いをこう説明する。
旭川市にある旭山動物園はユニークな行動展示で全国的に有名だ。ところが、急激に来場者が増えたためトイレの問題が浮上した。人口36万人の旭川市が保有する下水道処理能力では不都合が生じる可能性が出てきたからだ。そこで水を使わない同社のバイオトイレを導入した。
「行動展示などの優れたノウハウはすぐにまねされる。次の“1番”をつくらなければ他の動物園と同じになってしまう」。橘井社長は旭山動物園に対し、バイオトイレを核に環境をアピールすべきだと提唱している。すでに飼育動物の排泄物や残った餌の処理にバイオトイレの利用が検討されているという。同社のバイオトイレはおがくずを利用するシンプルな原理。独自のおがくず撹拌技術で特許を確立している。すでに富士山山頂をはじめ、観光地、工事現場などに1250台が納入されている。中国やサハリンにも輸出。水洗トイレを完備することが難しい海外諸国からの見学者も多い。
橘井社長は「日本は国として下水道整備を進めてきたため、一般家庭に販売・普及するには課題が多い。だが、水を使わない処理方法を真剣に検討した方がいい」という。世界に向けて日本のバイオトイレ技術を広めていける可能性があると考えている。
同社はまた、家畜の糞尿処理にバイオトイレ技術を生かしていく事業に挑戦している。「北海道の人口は568万人だが、乳牛は130万頭いる。しかも排泄量は1頭で5人分。このままでは地下水が危ない」(橘井社長)。
06年4月から道東地区にある施設で、道立農業試験場が月に30トンの家畜糞尿処理ができる同社のプラントを使った実証実験を行う。2、3年がかりで処理状況を検証し、使用後のおがくずをどう利用するかも検討することになっている。

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正和電工(株)環境大臣賞・優秀賞を受賞
発明北海道(2005年6月15日)より抜粋

 環境賞は、日立環境財団と日刊工業新聞社が主催し環境省が後援しているもので、6月の環境月間にあわせ環境保全に関する画期的な調査研究や技術開発などを表彰しており今年で32回目を迎えている。
平成17年度の表彰は最高賞である環境大臣賞・優秀賞に正和電工株式会社(旭川・橘井敏弘社長)と北海道大学が開発した「おがくずを用いた乾式し尿処理装置」と日立・千住金属「高温無鉛ハンダ材料の開発」の2件が選ばれた。
表彰式は6月8日東京プリンスホテル(東京・芝)で小池環境相ら関係者が出席し表彰状などを贈られた。

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バイオトイレで黒岳の環境守ろう 今季の利用始まる 支庁 協力金を呼びかけ
北海道新聞(2005年6月23日)より抜粋

 大雪山系黒岳(1,984メートル)が26日に山開きするのを前に、22日、山頂付近のバイオトイレの利用が始まった。
上川支庁、上川町、層雲峡観光協会や業者など15人が現地入り。周囲の除雪のほか、トイレの冬囲い除去、屎尿を処理するおがくずを入れる作業などを行った。晴天に恵まれ、参加者は真っ赤に日焼けしていた。
トイレは昨年度から本格運用され、役1万8千人が利用した。1回200円の協力金を求めているが、初年度収入は129万円で、徴収率は36%にとどまっている。
上川支庁は「トイレの維持管理に協力金は不可欠。趣旨を理解して」と呼びかけている。

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第32回環境賞の最高賞 環境大臣賞・優秀賞 正和電工の「バイオトイレ」が受賞
あさひかわ新聞(2005年6月21日)より抜粋

 正和電工と北海道大学が共同開発した「バイオトイレ」が日立環境財団などが主催する第32回環境賞に選ばれ8日、東京で表彰式が行われた。
同賞は環境保全に貢献する科学技術などに対して贈られる。バイオトイレは最高賞に当たる「環境大臣賞・優秀賞」を受賞した。バイオトイレはおがくずの脱臭、分解効果を利用しており、水を使わないで糞や尿を処理できる。また有機肥料化に成功した。
これまで大雪山系黒岳や旭山動物園で使われた実績が高く評価された。特に旭山動物園は年間140万人以上の来園者があったが、有効に処理して下水道の負荷を大幅に軽減した。
表彰式では小池百合子環境相から橘井社長に表彰状と副賞の盾、賞金100万円が手渡された。
橘井社長は「これまでの実績が認められて嬉しい。この賞を糧にしてさらに研究を進め、普及に努めたい。バイオトイレを全国、全世界に発信していきたい」と話している。

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旭川の正和電工 バイオトイレ 環境大臣賞に 大雪山などの実績評価
北海道新聞(2005年6月10日)より抜粋

 旭川の正和電工と北大が共同で開発したバイオトイレが「第32回環境省」(日立環境財団、日刊工業新聞社など主催)の最高賞に選ばれ、8日、東京で表彰式が行われた。
同賞は、環境保全に貢献する科学技術などに贈られる。今年、最高賞の「環境大臣賞・優秀賞」を受けたのは、正和電工のバイオトイレを含む2件。
おがくずの脱臭効果を利用した同社のバイオトイレは、下水処理場への負荷を抑えて有機肥料化に成功したことと、大雪山系黒岳や旭川市旭山動物園などでの実績が高く評価された。
表彰式では、同社の橘井敏弘社長に、小池百合子環境相から表彰状と副賞の盾、賞金百万円が手渡された。
橘井社長は「製品に自信を深めた。さらに改良を加えて世界に通じるものにしていきたい」と話している。

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環境大臣賞 日立・千住金属と正和電工・北大に
日刊工業新聞(2005年6月9日)より抜粋

 日立環境財団と日刊工業新聞は8日、05年度環境省の贈賞式を東京・芝の東京プリンスホテルで行った。贈賞式には小池百合子環境相らが出席した。
32回目となる今回は、日立製作所と千住金属工業の「高温無鉛はんだ材料の開発」と正和電工と北海道大学の「おがくずを用いた乾式し尿処理装置の開発」の2件が環境大臣賞・優秀賞を受賞した。
贈賞式では金井理事長と千野俊猛日刊工業新聞社社長があいさつ。不破敬一郎審査委員長(東京大学名誉教授)が審査経過を報告した後、受賞者に表彰状などを贈った。
続いて来賓の小池環境相が「環境問題への対応は経済活性化の好循環を生み出す。この賞を通じて多くの人が環境保全に取り組むことを期待している」と祝辞を述べた。
受賞者を代表し、日立製作所の岡本正英氏が「日本の環境対応技術は世界をリードしている。持続可能な社会を目指し、一層精進していきたい」と謝辞を述べた。
環境賞は環境省の後援で6月の環境月間にあわせ、環境保全に関する画期的な調査研究や技術開発などを表彰している。

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日立財団の「環境賞」でも 正和電工が大臣賞に
中部経済新聞(2005年6月8日)より抜粋

 三重県が創設した、環境経営に優れた取り組みを表彰する「日本環境経営大賞」で、2004年度に「独創的環境プロジェクト賞」を受賞した正和電工が、財団法人日立環境財団などが主催する「環境賞」でも、第32回優秀賞と環境大臣賞を受賞した。8日、東京プリンスホテルで表彰される。
環境賞は、環境保全に関する調査・研究・開発などで、優れた成果をあげたグループ又は個人を表彰する制度で、環境省の後援により、毎年行っている。
同社の受賞テーマは「オガクズを用いた廃棄有機物の分解処理システムの開発」。日本環境経営大賞受賞時の研究を発展させたもので、人間用及び家畜糞尿用のバイオトイレ、生ゴミ処理装置からなる。
いずれも水を使わず、微生物によって糞尿を分解することが特色。残滓は有機肥料などに利用できる。排水による土壌汚染などを防ぎ、処理困難な廃棄物であるオガクズと糞尿を組合せ、再資源化する発想などが評価された。

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第32回 環境賞決定 高度な技術続々 環境賞に5件
日刊工業新聞(2005年5月26日)より抜粋

 財団法人日立環境財団と日刊工業新聞社が共催する「第32回環境賞」は審査委員会(不破敬一郎委員長=東京大学名誉教授)で審査した結果、 環境大臣賞・優秀賞2件、優良賞3件を決定致しました。
審査批評 審査委員長 不破敬一郎
環境大臣賞・優秀賞に選ばれた正和電工と北海道大学の「おがくずを用いた乾式し尿処理装置の開発」は日本でも古来、活用されているおがくずの脱臭効果をトイレに応用して処理水の放流を不要にしたものです。
現在普及している水洗トイレは水の無駄遣いと下水処理場への負担が問題ですが、この開発は、し尿をおがくずに混ぜて機械的に撹拌し、微生物の働きで分解して、臭気ののない有機肥料化に成功しました。 すでに寒冷地の山小屋やイベント会場、動物園、畜産農家などに設置実績があり、中国やサハリンなどのほか、下水道が未整備な東南アジア諸国でも注目されています。

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環境大臣賞・優秀賞 おがくずを用いた乾式し尿処理装置の開発 正和電工・北海道大学
日刊工業新聞(2005年5月26日)より抜粋

 循環型社会の形成において、し尿の循環利用は水や環境面からなかなか困難なものであり、またインフラが未発達なところでのし尿処理も課題である。正和電工(旭川市)と北海道大学(札幌市)が開発した「し尿を処理する新方法」は、こえっらの問題に対して実用可能な状態まで改良改善を進めている。
現在のし尿処理方法は「水を使う」ものであるが、同社の方法は「水を使わない」発想である。逆転の発想で開発されたこの装置は、水の替わりに普通のおがくずを使用し、特別な菌を使わないことが特徴。加えて、し尿とおがくずを組み合わせ、有効な資源に活用できることも大きな特徴である。持続可能な循環型社会の育成に貢献できる新しいし尿処理方法である。
し尿を処理する原理は次のようになっている。し尿の90-98%は水分である。その水分をおがくずに吸収させて加温し、水分を蒸発させる。この水分蒸発により、し尿全体量の90%以上は減容量する。残った約10%の固形物はし尿に含まれている腸内細菌により微生物分解し、殆どが水と二酸化炭素になり発散。し尿成分で蒸発も分解も出来ない無機成分は微粉状態で、おがくずに付着して残る。 見た目には、おがくずの色が変わるだけでし尿は消えたように見える。この残滓は有機肥料、土壌改良材として利用される。
おがくずを利用したし尿処理自体は以前から行われており、「先人の知恵」といえるものである。
用途としては、水を必要としないことから多方面の利用が期待されている。行政からは、地震などの災害時の断水によるトイレ対策として関心が高まっている。多孔質で空隙率が高いおがくずの持っている能力を最大限に生かし、使用する場所や処理能力に応じて、一般家庭用、介護用、業務用、仮設用、工事現場用、船舶用、山岳用、ログハウス用、車椅子使用者対応用、ペット用、家畜用などに開発が進められている。
し尿処理問題は家畜も同様であり、移動可能な最大寸法で設計された大型処理装置は1日に約1トンのし尿を処理することが可能。し尿に含まれている肥料分のみをおがくずに残し、し尿全体量を約99%以上減容量する。
新発想のし尿開発装置は、水環境保全に向けてし尿処理方法を「水を使う」から「水を使わない」に移行させ、し尿を混ぜない・集めない処理が水資源の質と量を確保し、安全な飲み水と適切な衛生設備を確保することにつながると言える。

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ザ・ドキュメント ヒットの突破口 日本発!世界が注目!!バイオトイレに賭けた男達
日経ベンチャー(2005年5月号)より抜粋

偶然手にしたパンフレット。なぜか、心引かれた。
水を使わない。汲み取りも要らない。異臭もない。水が要らないから、山岳部や僻地でも使える。水洗トイレが使えない被災地でも活躍する。そんな“夢のトイレ”を世に送り出したのは、小さな電機卸を営む男だった。
健啖家の橘井敏弘が食事を残すようになったのは、胃ガンで胃の4分の3を切除してからだ。1992年、45歳の働き盛りで手術をすると、体重は落ち、食事量も目に見えて減った。
(もったいない…)食べ残した料理を目の当たりにする度にそんな思いに駆られた。ふと、生ごみ処理に興味が湧いた。焦りもあった。(量販店に押されて、商売は先細りだ。営業に飛び回らなくても売れる、そんな新しい商品が欲しい)切実にそう思った。有望な生ゴミ処理機でも探そうと展示会を回り、メーカーを直接訪れもした。
2年が経った。ある展示会で偶然手に取った生ゴミ処理機のパンフレットが妙に気に掛かった。どこにでもある、冴えないパンフレット。だが、生ゴミだけでなく、糞尿も処理できる。そのうたい文句に何故か心引かれた。現在のバイオトイレの“原型”だった。
「最初、理屈は分からんかった。でも、あの時、バイオトイレを見たその瞬間、なぜかピンと来たんだ」(橘井)
橘井は何かに急かされるようにその場でメーカーに電話を掛け、一週間後には長野に飛んでいた。

折れ続けるスクリュー…「俺は紛い物をつかんだのか?」
長野のメーカーで実際にバイオトイレを見て、橘井は驚いた。
「これは、すごい…。本当に消えている!臭いもない!」
すぐに契約を交わした。1000万円を出して数台を仕入れ、北海道地区の販売権を得た。94年のことだった。しかし、初期のバイオトイレは想像以上の“難物”だった。スクリューに、致命的な欠陥があった。
「もっと、いいものを作ってくれ」
長野のメーカーに再三注文をつけた。だが、改良は思うように進まない。完成度が低い商品は、納入先からのクレームが絶えなかった。橘井は地元の新聞に広告を出そうとしたが言下に断られた。それほど、信用がなかった。
「当時は、会社の電話が鳴るとドキっとしたね。またクレームかってね。なにしろ、よく壊れるキカイだった。ひどい紛い物をつかんだかもしれん。自分でも、そう思った」(橘井)
95年、とうとう、長野のメーカーが倒産。経営者が夜逃げする直前、橘井は商標と意匠権を200万で買い取った。新たに「バイオラックス」の商標を取り、自社製品として売り出すことにした。正和電工の年商は、まだ、下がり続けていた。橘井はバイオトイレに賭けるしかなかった。

試行錯誤の改良作業。知名度は上がらなかった。
改良が始まった。と言っても、自前の工場はない。旭川の地場の金属加工メーカーとの共同作業になった。橘井は、来る日も来る日も、スクリューとおがくずの動きを見つめた。
「刃が折れるんだったら、最初から折れた形状にしておけばいいんじゃないか…」
何の根拠もなかったが、ふと、そんなアイデアが浮かんだ。おっかなびっくり、スクリューの刃に切れ目を入れた。すぐに答えは出ない。試作しては検証…。試行錯誤の繰り返しだった。
(これなら、行けるんじゃないか?)
ようやく、そんな自信めいたものが橘井の心に芽生えた頃には、改良を初めてから既に5年が過ぎていた。だが、まだ知名度は低いままだった。旭川の中小企業が、珍しい商品を細々と売っている−そんなローカルな話題に過ぎなかった。
転機は2000年に訪れた。舞台は、霊峰“富士山”。

「富士山で勝負しようや!どうだ、やらないか」
「橘井さん、富士山でバイオトイレの実験をしようや」
橘井にそう持ちかけたのは、溝口治。バイオラックスの販売代理店、芙蓉プロポーションの社長だった。
「富士山では今登山者のトイレ問題が悩みの種になってる。今のように垂れ流しのままでは『世界遺産』になれないってね。富士山で実績を挙げれば、バイオラックスは一気に広がる。俺が役所に掛け合う。どうだ、やらないか」
溝口の気迫に、橘井は思わず引き込まれた。
溝口は、バイオトイレの実証実験をするよう、環境省に直談判した。00年夏、富士山五合目の須走口で、実験が始まる。実験期間中、最後まで稼働し、登山者に最も高く評価されたのはバイオラックスだった。

出荷台数1,000台を突破。海外からも視察団が。
実証実験を踏まえ、02年以降、富士山の静岡県側登山道にある山小屋24カ所に、新たにトイレを設置することが決まった。その殆どにバイオラックスが採用された。
これを境に、風向きががらりと変わった。「環境に優しいトイレ」として、マスコミが取り上げた。かつて、「うさんくさい」と新聞広告を断られた商品が、「環境問題の切り札」としてにわかに注目を集めた。
日本だけではない。水不足と下水道などのインフラ不足に悩む国々からは、さらに熱い視線が向けられている。中国やインドネシア、モロッコなどから、視察団や研修生が訪れた。旭川の、無名の中小企業に…。
04年正月、バイオラックスの出荷台数は1000台を突破した。サハリンの油田開発現場でも、バイオラックスが活躍中だ。
一つの節目を迎え、橘井は思う。

「地球環境を考えたら、これしかない。水洗トイレは、本来なら飲み水に回せる水を糞尿の処理に使ってしまう。20世紀は、水洗トイレの普及率が文明度のバロメーターだったけど、21世紀は、バイオトイレがそれに代わるよ」

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8月に家畜用バイオトイレ発売 正和電工
環境新聞(2005年4月6日)より抜粋

 正和電工は8月にも、現在実証試験中の「家畜用バイオトイレ」の販売を開始する。
同社のバイオトイレ「バイオラックス」は、オガクズで温度と酸素、水分を効率良く与え続けることで糞尿の水分を蒸発させ、微生物分解により全体量を約99%以下に滅容可能な装置。使用後のオガクズは有機肥料として活用できる。
先月26、27日、旭川市内で開催されたワークショップ「バイオトイレを含めた生活排水処理システム」においても、「効率の良い水分蒸発装置で、使用後のオガクズも多機能の環境保全支援資材として期待できる」(寺澤実北海道大学教授)として普及が期待されている。

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地場に生きる 経営者が語るいま・明日 正和電工株式会社
あさひかわ新聞(2005年4月5日)より抜粋

 水を使わず、オガクズを利用して糞尿を処理する環境にやさしい「パイオトイレ」が今、道内外から注目を集めている。研究開発に取り組み、製品を販売しているのは、旭川の正和電工。従業員数わずか10人ほどだが、世界に目を向けて自社の技術とアイデアを発信している元気な企業だ。
糞尿の成分は、9割以上が水分、バイオトイレは、その水分をオガクズに吸収させ、熱を加えながらスクリューでかき混ぜる。 そうすることで水分は、臭いを発生することなく蒸発してしまう。また、糞尿に含まれている残り約1割の固形分は、 オガクズの微生物により水と二酸化炭素に分解処理される。さらに、蒸発も分解もされずに残ったリン酸、カリウムなどの無機成分は粉状になってオガクズに吸着、 有機肥料へと姿を変えるため、資源としての活用が可能だ。水洗トイレと違って水を使用しないこともあり、時代の先端を行く、環境に優しい優しいエコ・トイレだ。
同社は昭和49年、照明器具の卸問屋として創業した。その後、事業を拡張し、平成6年に環境事業部を設立、生ゴミ処理機やバイオトイレの生産を始めるようになった。 きっかけは、今から12年ほど前にさかのぼる。当時、45歳だった橘井社長は病気でで入院した。その時、病院内からゴミとして大量に出される 患者たちの食べ残しを見て、「環境に配慮した処理方法はないのだろうか」と関心を抱くようになった。
退院した橘井社長は、東京で開かれたゴミ処理機の展示会に足を運んだ際、あるメーカーを通じて糞尿を処理するトイレの存在を知った。 さっそく、長野県にあるその会社と代理店契約を結び、生産を手がけるようになったのが始まり。
その翌年、契約を結んでいたメーカーが倒産してしまったため、意匠権と商標権を譲り受け、自らのアイデアも取り入れたバイオトイレの研究開発を続けてきた。 自社では工場を持たず、機器の製造は主に地元企業へ発注する産業クラスター的な生産体制が特徴だ。
生産を開始した当初は苦難が続いた。橘井社長は「水洗トイレを普及させようとしている国の政策とは逆で、バイオトイレは水を使いません。 販売を始めた頃は、オガクズの中で糞尿が処理されると説明しても、周囲から怪しげな目で見られたこともあり、新聞に広告を載せてもらえなかったほど信用のない商品でした」と当時を振り返る。
そのバイオトイレが全国的に注目を浴びるようになったのは2000年に富士山で行われた公衆トイレの実験。数社のメーカーがそれぞれ自社開発のトイレを並べて設置したところ、最も性能が良く、登山者の使用頻度が一番高かったのがバイオトイレだった。 水を使わず、汲み取りの必要もないなど、その実力が認められたことで、この時期を境に販売台数は急上昇した。
一般家庭用をはじめ、公園・河川敷や工事現場に置く仮設用、大量の家畜糞尿を次々に処理する産業用など、次々に新製品の開発と改良が続けられている。 海外からも毎年視察団が訪れるほどで、実際に中国やインドネシア、ロシアに輸出している。
旭山動物園でも、バイオトイレが活躍中だ。浄化槽トイレと違い、水を使わないバイオトイレは凍結しない。冬期間でも動物園を開園し、訪れる人を安心して迎えることが可能になった。
バイオトイレの開発に取り組み始めてから昨年暮れまでに約1,300台を出荷。その納品先の約9割は道外だという。 「地元ではまだ認められていないのかも知れません。良い製品が開発されてもすぐに普及するとは限りませんが、必要とされるものであれば、いつか必ず売れる筈です。ですから、開発に投資した費用は回収できます。不安はありません」と先を読み、力強く語る橘井社長。

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バイオトイレどう生かす 旭川で土木学会がワークショップ
北海道新聞(2005年3月27日)より抜粋

 おがくずに自生するバクテリアの働きで、屎尿を衛生的に分解処理するバイオトイレについて考えるワークショップが26日、旭川市の旭川グランドホテルで2日間の日程で始まった。
全国の大学や企業などでつくる、土木学会の高度水処理・システム小委員会(委員長・山本和夫東大教授)が主催。旭川での開催は初めてで、関係者約30人が参加した。
まず北大大学院の船水尚行教授(排水処理)が講演し、下水道などのインフラが未発達な途上国での水を使わないバイオトイレの有用性などをデータを交えて紹介した。
続いて同・寺沢実教授(森林化学)が、アンモニア生成も遅らせるなどのおがくずの特性を解説。「バイオトイレは水洗トイレよりにおわず、最終的には肥料が得られる」と力説した。」
旭川でバイオトイレを製造販売する正和電工の橘井敏弘社長は、自社製品の処理能力などについて話した。
27日は、旭山動物園や道畜産公社上川事務所で実際に使われているバイオトイレを現地視察する。

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中国・東南アジアなど海外からも注目 水を使わないバイオトイレ
月刊クオリティ(2005年4月号)より抜粋

 正和電工が開発・販売している資源化エコバイオトイレ「バイオラックス」は、その性能が広く認められ、環境問題を抱える外国から視察団が順次同社を訪れている。
また、2月横浜で開かれた「第9回地震対策技術展」に橘井社長が招かれ、断水時のトイレ問題について同社の製品 を中心に説明し、地震を懸念する地域の人たちの注目を集めた。
「パイオラックス」は糞尿をオガクズの微生物で、水と二酸化炭素に分解する。水を使わずに処理できるため環境を汚染せず、屋外でも通年使用できる効力が光っている。
この為、日本一の入園者数を記録した地元の旭山動物園や登山者が多い富士山、天然ガスと石油掘削の準備を進めるロシア・サハリンの開発地区で使用され、性能の高さからどこでも重宝がられている。家畜用も処理量が最大タイプのバイオトイレでは1カ月約30トンと従来の常識を破る性能を発揮している。
この成果は当然のように、水資源が整っていないことから起因した環境問題を抱える外国から注目を浴びている。 中国、フィリピン、台湾、インドネシア、トイツ、イギリスなどから視察団が相次ぎ、今も申し込みが絶えない。 このうちすでに中国、インドネシア、ロシアヘ開発したバイオトイレを輸出している。
このような引き合いに対し、同社はすでに大手商社を通じて、東南アジアを足がかりに海外へ進出を図っており、 将来はライセンス供与による現地生産につなげる計画だ。
橘井社長は「その性能は、数年前に富士山5合目で行われた数社の公衆簡易トイレの実験結果で、わが杜の 製品が最も良いことが確認された。環境面だけではなく、臭いがないので室内でも使えることから、介護用にベッドのわきに 置くなど、多くの要望に応え多岐に渡る製品を商品化している」と環境にもやさしいバイオラックスの販売・普及に奔走している。

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日本のキラ星企業 バイオトイレの開発・販売 正和電工
日経産業新聞(2005年3月10日)より抜粋

 正和電工が開発したバイオトイレが、水・環境対策の面で国内外から注目を集めている。おがくずに自生する微生物を利用することで、水を使わずにふん尿の90%をニ酸化炭素と水に分解する『環境にやさしいトイレ」だ。1995年に一号機を販売して以来、昨年は生産台数が累計千台を突破。大手商社と海外販売で包括提携するなど、事業は成長過程に入っている。
動物のユニークな展示方法で全国的に人気となった旭川市の旭山動物園。視察者は国内・国外15ヵ国の大学研究者など約二千人以上に上る。
注目を集めるパイオトイレだが、販売当初は『インチキ商売と疑われ、新聞に広告を載せてもらえなかった」(橘井社長)。同社のトイレは、長野県のメーカーが関発した「環境保全型トイレ」が原型。94年に販売代理店となった1年後にメーカーが倒産し、橘井社長がトイレ製造に関する商標権などを買い取り事業を引きついだ。
当時のパイオトイレは多くの問題を抱えていた。このため、同社はまず撹拌効率を上げるためにステンレス製スクリューの設計を変更。機構全体に改良を加えた。
学術的な裏付けについても、北海道大大学院の寺沢実教授の指導のもとで研究を続けた。寺沢教授は「好気性バクテリアにとって、多孔質で保水・排水性に優れたおがくずは最適な基質。また窒素やリン酸、カリウムなどが付着した使用済みおがくずは即効性の肥料になる」と指摘する。
同社の知名度を全国区に引き上げたのが、2000年に山梨県が実施した富士山でのトイレ実験だ。同社のトイレのほか二種類の「エコトイレ」を並べて登山者に使って貰った結果、性能面や利用者数でトップの評価を得た。それまで年間十数台だった販売台数が一気に十倍に急増した。
水を使わないバイオトイレは、水資源確保と環境汚染問題への対応を迫られているアジア地域からも注目されている。昨年には中国・インドネシアに計8台を輸出、現地の大学研究者が導入実験を始めた。ロシア・サハリン州の大規模地下資源開発プロジェクトは、約三十台の工事現場用仮設トイレを輸出している。
02年10月から実証実験を続けてきた1日1トンの処理能力を持つ家畜用大型バイオトイレも完成し、今夏から販売・リースを開始する。
橘井社長は「トイレ問題は万国共通。インドネシアのスマトラ島沖地震の後には、震災対策用トイレとしてスリランカから問い合わせがあった」という。今後も国内外の様々なニーズに合わせた製品を開発する考えだ。

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旭山動物園“もうひとつの名物” バイオトイレが120万人の糞尿処理
財界さっぽろ(2005年3月号)より抜粋

 動物の生態を変わった角度から見せる「見せ方の工夫」が売りの旭川の旭山動物園。ここで別の注目浴びているのが「バイオトイレ」だ。
水を使わず、使用後のおがくずが肥料になるため環現にやさしいトイレとして、富士山や黒岳などにも設置され話題となった。臭いがないのも大きな特徴。
旭山動物園に初めて置かれたのは2001年。バイオトイレを開発した正和電工が仮設用2台を無償で貸し出した。現在は27台。
昨年は夏季(4〜10月)の約半年間に約122万人が来場し、その糞尿をバイオトイレ27台とくみ取り式トイレ16台が処理。このうちくみ取り式は利用者が少なく、殆どをバイオトイレが処理したという。
バイオトイレの成果を確かめるために研究者たちが「トイレ見学」に訪れるほどで、いまや旭山動物園の隠れた“名物”となっているのだ。
ただし、利用回数が多い土日や夏休みなどは、臭いが出たり、処理スピードが追いつかず、通常は年に数回替えればよいおがくずを2〜3日おきに替えなければいけない日もあるなど、課題もある。旭山動物園では「台数を増やすなどで対応していきたい」と話している。

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あらゆる環境に対応するバイオトイレ 正和電工(株)
月刊クオリティ(2005年3月号)より抜粋

 正和電工が製作・販売している資源化エコバイオトイレ「バイオラックス」が国内外から注目を集めている。
すでに、その性能は実証済みで、これまで富士山や昨年日本一の入園者があった旭山動物園、またロシア・サハリンの石油ガス開発地区でも使用され、 どのような厳しい環境下でも十分な機能を発揮している。その処理用も最大タイプの家畜用バイオトイレでは1ヶ月分約30トンと、従来の常識を打ち破った。
最近は地震・津波などの自然災害が相次いでいるが、避難生活でいつも問題となるのがトイレ。バイオラックスは水を使わず、太陽光を使った自家発電装置の設置も可能なことから、災害対策用としては不可欠なトイレ。そんなことから、同社にはバイオラックスをひと目見ようという視察者が相次いで訪れている。
特に水質汚染の心配がないことから、最近では中国や東南アジアからの問い合わせや訪問が多い。
北海道大学の寺沢実教授は「環境型社会の育成と循環型農業に貢献し、水環境改善に大きく貢献できる理想的な糞尿処理装置」とバイオラックスを推薦している。

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環境保全 日本に学ぶ アジア諸国若手研究員 バイオトイレ視察
北海道新聞(2005年1月28日)より抜粋

 ユネスコの環境国際研究コースで学んでいるアジア諸国の若手研究員12人が27日、旭川市内の正和電工本社などを訪れ、バイオトイレを視察した。
12人は大学の講師や助手。ユネスコと文部科学省が、発展途上国の人材を育成するため昨年10月に日本に招いた。東京工業大学で1年間、日本の環境問題への取り組みや技術を学んでいる。
視察は学外の実地研修の一環として行われた。指導教官の石川忠晴教授がフィリピンの河川などを調査した際、人間の糞尿が水質汚染の大きな原因になっていたという。 下水道を引くには経費がかかるため、水洗に変わる「バイオトイレが最も向いている」(石川教授)ことから同社を訪れ、理解を深めてもらうことになった。
研究者達は橘井敏弘社長からバイオトイレの仕組みを聞いた後、社内で使用しているトイレを見て回った。タイのポーカパニ・タナポンさん(26)は「人間の排泄物とおがくずという産業廃棄物を利用して、優れた環境サイクルをつくっているのに驚いた」と感心した様子。 「価格が高いのが難点だが、タイで作ることが出来れば水質汚染防止に有効な手だてになると思う」と話していた。
  この後、一行は旭山動物園のバイオトイレなどを見学した。

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ユニークトイレを整備 「和歌山らしさ」を主張 県熊野古道沿いに
紀伊民報(2005年1月4日)より抜粋

 世界遺産登録で観光ブームの熊野古道沿いに2005年、クリーンエネルギーや低コストなど、県独自基準を使ったユニークな公衆トイレが相次ぎ誕生しそうだ。観光客の急増に対応すると同時にトイレから「和歌山らしさ」を主張していく狙いだ。
県が熊野古道沿いに設置する予定の公衆トイレは計2カ所。中辺路町近露王子のトイレについては、県が04年に補正予算を計上している。県はこのトイレに県独自企画を初適用し、「和歌山モデル第1号」にしようと検討している。
もう一つのトイレは自然環境に配慮した県内初の「バイオトイレ」。05年度の新年度予算案に1200万円を計上する予定だ。
自己完結型で汚水を流さず、大量の水も要らないバイオトイレが需要を伸ばしている。公園や工事現場の仮設トイレのほか、国立公園などで深刻化する登山客の屎尿汚染対策として期待を集めており、手がける企業は全国で約50社に増えた。
2001年に富士山山頂へ試験設置した「富士山クラブ」(東京)は「屎尿汚染が格段に改善された。3年以内に富士山ではすべてバイオトイレになる」としている。
1995年におがくず方式を先駆けて商品化した正和電工(北海道旭川市)は既に1200台を販売。うち約40台をロシアや中国に輸出した。
一方で、処理能力の限界に対する不満の声も。北海道大大学院工学研究科の船水尚行教授は「バイオトイレの技術も、利用者の意識も発展途上。将来性はあるが長い目で見ていかなければいけない」と主張する。

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