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工業技術新聞に弊社が掲載されました 2016.12.10

圧倒的な処理能力を誇る!バイオトイレ「Bio‐Lux」が話題

 正和電工は、10月26日~28日まで東京ビッグサイトで開催された「HOSPEX Japan」に、バイオトイレ「Bio‐Lux」を出典し、好評を博した。同社の開発・提供する「Bio‐Lux」は、水を使用せずに人の排泄物を消滅させるバイオトイレである。
 排泄物とは水分率が約85%~95%の汚水であることに着目して開発された「Bio‐Lux」は、排泄物の水分を臭いを出さずに蒸発させるために、普通のオガクズを用いて処理させることが最大の特長となっている。水分を保水させたオガクズを便槽に充填して加温し、これを排泄物と一緒に同社特許製品であるスクリューで撹拌することにより、水分を蒸発させる。水分の蒸発により排泄物全体量の約85%~95%程度が消滅。残った5~15%の固形有機物は湿ったオガクズ中に自然発生する微生物により水と二酸化炭素に分解され、残ったわずかな無機成分は残渣としてオガクズに付着。年に2~3度のオガクズの交換により完全に消滅するのである。

 こうしたメカニズムで排泄物を分解消滅させる同トイレは、従来のバイオトイレと比べて圧倒的な処理能力を誇っており、南極や富士山で採用されるなど多くの導入実績を有している。圧倒的な処理能力に加え、臭わない・移動可能といった特性から多くのトイレ製品に応用されているのも大きな特長となっている。家庭で介護用に使う室内用無臭トイレやイベントなどに利用する移動型トイレ、下水道インフラが整備されていない地域・観光地などで活躍する公共トイレなど多岐にわたる分野で製品化されている。

 また、排泄物だけではなく、生ゴミの分解処理も行えることから生ゴミ処理機能も追加したタイプや太陽光や人力を利用して無電源で稼働するタイプのものもラインナップされるなど更に活躍の場を広げている。
 このように優れた性能を有するBio‐Luxは、数多くの賞を受賞している他、国土交通省の新技術認定、北海道トライアル新製品認定、新浄化装置が環境省ETVに登録されるなど、抜群の信頼と実績を誇っており、まさに次世代のバイオトイレと言える。